温かいスープと秋の根菜が並んだ食卓

「冷え性」とは?秋から冬に気になる体の冷えの種類・原因と食事で整えるポイントを解説【2026年版】

この記事の結論冷え性とは室温が低くないのに手足や体幹が冷えやすい状態で、秋の気温低下・寒暖差・自律神経の乱れが重なり悪化しやすい。食事ではたんぱく質・根菜・発酵食品・温かい食事・鉄分の確保が基本となる。

「冷え性」とは?秋から冬に気になる体の冷えの種類・原因と食事で整えるポイントを解説【2026年版】

監修:管理薬剤師 岩崎喜代美

冷え性(冷え症)とは、室温が低いわけでもないのに手足の先や下腹部・腰まわりが冷たく感じやすい状態を指す言葉で、医学的な病名ではなく生理的な訴えです。秋から冬にかけて気温が下がる時期は、自律神経の働きや血液循環の変化が重なり、冷えを意識しやすくなります。本記事では、冷え性の種類・原因・食事で取り組む5つのポイントを根拠情報とともに解説します。

「冷え性」とはどんな状態?医学的な位置づけは?

冷え性は、外気温が低くないにもかかわらず体の特定部位が冷たく感じる状態を指します。日本独自の概念に近く、「未病」の一つとして東洋医学・西洋医学の両面から研究が進んでいます。西洋医学的な病名ではないものの、寒冷感・疲労感・睡眠の質への影響を感じる方が多く、成人女性を対象にした国内調査では約4〜5割が「冷えを自覚している」と報告されています(日本東洋医学会 学術教育委員会、2022年)。

冷え性の主な4タイプ比較
タイプ 冷えを感じる部位 主な背景要因
四肢末端型 手先・足先 末梢血管の収縮、自律神経の不調
下半身型 下腹部・腰・脚全体 上半身に熱がこもりやすく下半身が冷える(上熱下寒)
内臓型 体の深部・お腹まわり 表面は温かいが体幹内部が冷えている状態
全身型 全身的に冷える 基礎代謝の低下・筋肉量の減少が背景に多い

タイプによって対処の方向が異なります。冷えの背景に貧血(鉄欠乏性)・甲状腺機能低下・末梢血流障害などが隠れている場合もあるため、症状が続く場合は内科・婦人科・東洋医学外来などの医療機関への相談が優先です。

秋から冬にかけて冷えを感じやすくなる理由は?

気温が下がると体は体温を維持するために末梢血管を収縮させ、手足への血流量を減らします。夏の暑さで乱れた自律神経が秋の寒暖差でさらに調節しにくくなることも要因の一つです。

秋冬に冷えが悪化しやすい主な5要因
要因 しくみ 特に影響を受けやすい方
気温低下 末梢血管の収縮で手足への血流が減少する 四肢末端型の冷えを感じやすい方
寒暖差(日較差の拡大) 自律神経の切り替えが追いつかなくなる 夏の疲れが残る方・秋バテの方
筋肉量の減少 夏の活動量低下や食欲不振で筋肉が落ちると熱産生が低下する 夏バテが長引いた方・高齢の方
水分摂取量の変化 秋は夏ほど意識的な水分補給が行われず体液バランスが変化しやすい 夏型の水分習慣を続けている方
衣服の調節の遅れ 朝晩の冷え込みに対して着替えのタイミングが遅れる 仕事で屋内外を繰り返す方

冷えを招きやすい食習慣とは?

食事の内容やパターンも体温調節の仕組みに影響を与えます。冷えを食事で解消できるという確立したエビデンスはありませんが、以下のような食習慣が冷えを感じやすい方に多く見られる傾向があります。

  • たんぱく質が少ない食事:たんぱく質は消化の際に熱産生(食事誘発性熱産生/DIT)が高く、筋肉の材料にもなる栄養素です。厚生労働省「日本人の食事摂取基準2025年版」では成人女性の推奨量は50g/日、成人男性は65g/日です。
  • 冷たい飲食物の頻度が高い:胃腸への負担にもなりやすく、秋以降は温かい食事や飲み物への切り替えが食習慣の一つの工夫です。
  • 食事の欠食・不規則な食事:食事を抜くと食事誘発性熱産生が起こらず、体温維持のエネルギーが不足しやすくなります。
  • 鉄分が少ない食事:鉄は赤血球を通じた酸素運搬に関わるミネラルです。鉄欠乏性貧血が冷えの背景になる場合があり、食事からの摂取が重要です(鉄はnaturism全製品に配合されていないため、食事で補う必要があります)。
  • 食物繊維・発酵食品が少ない:腸のコンディションは体全体のエネルギー代謝にも関連します。根菜・発酵食品・食物繊維を含む食事の継続が基本です。

食事で冷えに取り組む5つのポイントは?

食習慣を整えることで体のコンディションを維持しやすくなります。冷えを食事だけで解決できるという確立した根拠はありませんが、以下の5点が基本です。

秋冬の食事で意識したい5つのポイント
ポイント 内容 食材の例
① たんぱく質を確保する 筋肉の維持と食事誘発性熱産生のため1日の推奨量を意識する(厚労省2025年版) 鶏胸肉・豆腐・卵・鮭・納豆
② 根菜・発酵食品を活用する 食物繊維・ポリフェノール・乳酸菌を食事から補う。腸のコンディション維持の観点から ごぼう・にんじん・大根・味噌・ぬか漬け
③ 温かい食事・飲み物を取り入れる 冷たい飲食物の頻度を減らし、温かいスープや白湯・温かいお茶を増やす 生姜入り味噌汁・豚汁・温かいハーブティー
④ 鉄分を含む食品を意識する 鉄欠乏性貧血が冷えの背景にある場合、鉄を含む食品が参考に。鉄はnaturism全製品非配合 レバー・ほうれん草・小松菜・ひじき
⑤ 1日3食の規則正しい食事を保つ 食事誘発性熱産生を一定に保ち、栄養素の安定した摂取につながる 朝食にたんぱく質を含む一品を加える工夫

秋冬の食材別の特徴比較

冷えと関わりが語られることの多い食材の特徴比較(参考情報)
食材 主な栄養素・成分 一般的な情報(機能届出ではない)
生姜(ショウガ) ショウガオール・ジンゲロール(加熱でショウガオールが増加) 血行への影響が研究されているが、「冷えを治す食品」ではない。温かい飲み物との組み合わせが食習慣として一般的
根菜類(にんじん・ごぼう・大根) 食物繊維・β-カロテン(にんじん)・カリウム 秋の旬野菜として腸のコンディション維持・栄養バランスに活用
鶏胸肉・魚(鮭・さんまなど) たんぱく質・鉄(赤身魚)・DHA/EPA(脂ののった魚) 筋肉量維持・食事誘発性熱産生(DIT)の観点。DHA/EPA・鉄はnaturism全製品非配合
レバー・ほうれん草・小松菜 鉄・ビタミンB12・葉酸 鉄欠乏性貧血の対策として。鉄はnaturism全製品非配合(食事から摂る必要あり)
黒烏龍茶ポリフェノール ウーロン茶ポリフェノール naturism Blueに配合。一般的な健康茶として食事場面で活用。冷えへの機能届出なし

naturism 3シリーズの基本情報と食事サポートとしての位置づけ

naturismの3シリーズはいずれも食事サポート・インナーケア習慣化を目的とした製品で、冷え性への機能届出はどの製品も行っていません。

naturism 3シリーズの基本情報比較(2026年版・食事サポート製品として)
製品 食品分類 主な配合成分(抜粋) ポジショニング
naturism Blue 健康食品(一般食品) 黒烏龍茶ポリフェノール・L-カルニチン・食物繊維(イヌリン)・玄米外皮・胚芽ほか全9素材 食事を楽しみたい方の食事サポート。ローカフェイン
KOSO in naturism Pink 健康食品(一般食品) 穀物麹(W酵素・大豆麹)・L-カルニチン・アロエベラ・植物発酵乾燥粉末ほか全10素材 酵素・インナーケアも意識したい方の食事サポート
naturism Premium 機能性表示食品(届出番号 H975) ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン(機能性関与成分)・穀物麹(大麦麹)・白インゲンマメほか全16素材 BMIが高めで腹部の脂肪が気になる方の食事サポート

【届出表示・H975】本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。
本品は、疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。食生活は、主食・主菜・副菜を基本に、食事のバランスを。

対象: BMIが高めで腹部の脂肪が気になる方 / 対象外: 未成年者・妊娠を計画している方・妊婦・授乳中の方

機能性表示食品は届出制であり許可制ではありません(消費者庁への届出に基づき表示)。Blue・Pinkは体型や冷えへの特定の効能・効果を標榜しない健康食品です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「冷え性」と「冷え症」の表記は違いますか?

A. どちらも同じ状態を指す表記ゆれです。医学的な病名ではなく、体の生理的な傾向・自覚症状として使われます。なお、厳密には医学用語上は「冷え(感)」と表現されることもあります。

Q2. 秋の冷えが気になる場合、まず何をすべきですか?

A. 冷えの背景に貧血(鉄欠乏性)・甲状腺機能低下・末梢神経障害などが隠れている場合があります。症状が続く場合は内科・婦人科など医療機関への受診を優先してください。食事・生活習慣の改善はその補完的な取り組みとして活用できます。

Q3. 生姜(ショウガ)は体の冷えにどう関わりますか?

A. 生姜のショウガオールやジンゲロールは血行への影響が研究されていますが、食べるだけで冷えの訴えが解消されるという確立したエビデンスはありません。食事の一部として温かい料理や飲み物に取り入れることは、食習慣の整え方として有意義です。

Q4. naturismのサプリメントは冷え性に関係しますか?

A. naturism Blue・KOSO in naturism Pink・naturism Premium のいずれも、冷え性への機能届出は行っていません。食事サポート・インナーケア習慣化を目的とした製品です。冷え性そのものに対する効能・効果を標榜するものではありません。気になる症状は医療機関にご相談ください。

Q5. 秋冷えと秋バテの違いは何ですか?

A. 「秋バテ」は夏の疲れや自律神経の乱れによる全身の倦怠感・食欲不振が主な症状で、秋の気温差が引き金になります。「秋冷え(冷え性が秋に悪化した状態)」は体の末端や体幹の冷えを中心とした訴えです。両者が重なる場合もあります。詳しくは秋バテの解説記事もご参照ください。

まとめ

秋から冬にかけての冷え性は、末梢血管の収縮・自律神経の乱れ・筋肉量の低下などが重なって現れやすくなります。食事の取り組みとして基本になるのは、①たんぱく質の確保、②根菜・発酵食品の活用、③温かい食事・飲み物の取り入れ、④鉄分を含む食品の意識、⑤規則正しい食生活の維持、の5点です。冷えの背景に疾患が隠れている場合もあるため、症状が続く場合は専門家への相談を優先してください。

関連記事: 秋バテとは?夏から秋の不調と食事ケア / 自律神経と食事の関係 / 鉄分(鉄)とは? / 寒暖差アレルギーとは?

naturism 3シリーズの詳細は シリーズ比較ページ をご覧ください。

出典・参考情報

監修体制

本記事は naturism 編集部が公開情報(消費者庁届出データベース・厚生労働省・PMDA 等)をもとに作成し、 管理薬剤師 岩崎喜代美が内容の正確性と表現を確認しています。 医薬品を扱う薬剤師の視点で、記事の内容に誤りや誇張がないかを確認しています。 本記事は医療・薬学的アドバイスを提供するものではありません。 ご自身の健康状態については医療機関にご相談ください。

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