サプリメントの成分表示・アレルゲン情報を確認するイメージ

サプリメントのアレルゲン表示とは?特定原材料8品目・20品目の確認方法と選び方ガイド【2026年版】

この記事の結論サプリメントは食品衛生法上の加工食品であり、特定原材料(義務表示8品目)が含まれる場合は表示義務がある。推奨表示20品目は自主開示となるため、アレルギーが心配な方は公式サイトやメーカー問い合わせで確認することが重要。

サプリメントのアレルゲン表示とは?特定原材料8品目・20品目の確認方法と選び方ガイド【2026年版】

食物アレルギーを持つ方がサプリメントを選ぶ際、まず確認すべきは「アレルゲン表示」です。サプリメントは食品衛生法上の加工食品に該当するため、特定原材料(義務表示8品目)が含まれる場合は表示が法律で義務づけられています。一方、推奨表示の20品目は製造元の自主開示となるため、ブランドによって開示姿勢が異なります。本記事では、アレルゲン表示の仕組みと確認方法を管理薬剤師監修のもと解説します。

監修:管理薬剤師 岩崎喜代美

サプリメントにも食品衛生法のアレルゲン表示は適用されるか?

サプリメントは食品衛生法上の「加工食品」に分類されるため、特定原材料8品目が含まれる場合は法律上の表示義務があります。錠剤・粉末・ゼリータイプを問わず、成分由来でアレルゲンが含まれれば消費者への表示が求められます。

2015年4月に施行された食品表示基準(消費者庁)では、義務表示8品目を含む食品は「原材料名」の欄またはアレルゲン一覧として明記することが定められています。この規定はサプリメントにも例外なく適用され、違反した場合は食品表示法に基づく是正指示・改善命令の対象となります。

健康食品・サプリメントには植物エキス・発酵物・穀物由来成分を含むものが多く、それらが義務表示8品目または推奨表示20品目に該当する場合があります。成分名を見ただけではアレルゲンを判断しにくいため、ラベルのアレルゲン欄や公式サイトで確認することが基本です。

「特定原材料」義務表示8品目とは何か?

特定原材料とは、食物アレルギーを引き起こす頻度が高く、症状が重篤になりやすいとして消費者庁が義務表示を定めている8品目です。2023年3月にくるみが追加され、現在8品目となっています(消費者庁「アレルギー物質を含む食品に関する表示について」2025年版)。

特定原材料8品目(義務表示)
品目 主なアレルゲン 特徴
オボアルブミン等 頻度高・症状が多様。乳幼児でも多い
カゼイン・β-ラクトグロブリン等 頻度高。乳幼児アレルギーの主要因
小麦 グルテン等 頻度高。成人での発症も増加傾向
落花生(ピーナッツ) Ara h 1等 重篤。アナフィラキシーのリスクが高い
えび トロポミオシン等 成人で多い。甲殻類アレルギー
かに トロポミオシン等 成人で多い。甲殻類アレルギー
そば ソバアルブミン等 重篤。アナフィラキシーのリスクが高い
くるみ Jug r 1等 2023年3月に義務化(経過措置は2025年3月終了)

義務表示8品目はサプリメントを含むすべての加工食品に適用されます。パッケージ裏面の「原材料名」欄または「アレルゲン」欄を確認し、これらの品目の記載がないかチェックすることが基本です。

「特定原材料に準ずるもの」推奨表示20品目とは何か?

特定原材料に準ずるものとは、食物アレルギーを起こす可能性はあるものの、義務表示8品目ほど発症頻度や重篤度が高くないと評価されている20品目です。表示義務はありませんが、消費者庁は「可能な限り表示するよう努めること」を推奨しています(食品表示基準 別表第十四)。

特定原材料に準ずるもの20品目(推奨表示・法律上の義務なし)
品目(5品目ずつ) 品目 品目 品目
アーモンド あわび いか いくら
オレンジ カシューナッツ キウイフルーツ 牛肉
ごま さけ さば 大豆
鶏肉 バナナ 豚肉 まつたけ
もも やまいも りんご ゼラチン

推奨表示の20品目は義務ではないため、成分に含まれていても表示されていないケースがあります。アレルギーが心配な方はメーカーに直接問い合わせることで確認できます。

サプリメントのアレルゲン情報はどこで確認できるか?

サプリメントのアレルゲン情報は商品パッケージの裏面表示・公式サイトの成分ページ・メーカーへの問い合わせの3つで確認できます。特にアレルギーの既往がある方は、表示内容だけでなく製造ラインの共用状況(コンタミネーション)についてもメーカーに確認することが重要です。

アレルゲン情報の確認方法と特徴の比較
確認方法 確認できる内容 注意点
パッケージ裏面 原材料名・アレルゲン一覧 義務表示8品目は必ず記載。推奨20品目は記載なしの場合も
公式サイト成分ページ 詳細な原材料・推奨表示品目の開示 最新情報を都度確認。製造ロットにより変更の可能性あり
メーカー問い合わせ 製造ラインの共用状況(コンタミ)・詳細成分情報 最も確実な手段。重篤なアレルギーの方に推奨
消費者庁「食品表示基準」 アレルゲン表示ルールの確認 個別製品の成分情報は収録していない(制度確認用)

製造ラインの共用(コンタミネーション)とは、同じ設備で複数製品を製造する際に成分が微量混入することです。「○○を含む製品も製造しています」という注意書きに重篤なアレルギーの方は特に注意が必要です。

naturism Pink(KOSO)が自主開示している7つのアレルゲンとは?

naturism Pink(KOSO in naturism)は健康食品(一般食品)であり、特定原材料に準ずるもの(推奨表示)7品目を原材料情報として自主開示しています。法律上の義務がない推奨表示品目を積極的に公開することで、アレルギーに敏感な方が情報を確認しやすい姿勢を示しています。

naturism Pink が自主開示しているアレルゲン(推奨表示20品目より)
アレルゲン 表示区分 主な由来成分
オレンジ 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 植物発酵物由来の可能性
キウイフルーツ 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 植物発酵物由来の可能性
バナナ 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 植物発酵物由来の可能性
リンゴ 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 植物発酵物由来の可能性
大豆 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 穀物麹・乳酸菌発酵物由来の可能性
ゴマ 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 植物発酵物由来の可能性
カシューナッツ 推奨表示(特定原材料に準ずるもの) 植物発酵物由来の可能性

上記7品目はすべて推奨表示区分に該当し、naturism が自主的に開示しているものです。これらのアレルゲンに反応する可能性がある方は、摂取前に医師または薬剤師にご相談ください。上記以外のアレルゲン情報については、最新の商品パッケージまたは公式サイト(naturism-diet.com)をご確認ください。

naturism 3シリーズ別アレルゲン確認ガイドは?

naturism シリーズはそれぞれ配合成分が異なるため、アレルゲン情報は製品ごとに確認が必要です。最新パッケージまたは公式サイトの成分ページが第一の情報源です。

naturism 3シリーズのアレルゲン情報確認ガイド
製品 食品区分 確認済み自主開示アレルゲン 確認方法
naturism Blue 健康食品(一般食品) 最新パッケージ・公式サイトで要確認 商品ページのアレルゲン情報欄 または カスタマーサポートへ問い合わせ
naturism Pink(KOSO) 健康食品(一般食品) オレンジ・キウイフルーツ・バナナ・リンゴ・大豆・ゴマ・カシューナッツ(7品目を自主開示) 公式サイトに記載
naturism Premium 機能性表示食品(届出番号 H975) 最新パッケージ・公式サイトで要確認 商品ページのアレルゲン情報欄 または カスタマーサポートへ問い合わせ

※ naturism Premium は機能性表示食品(届出番号 H975)です。本品にはブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが含まれます。ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンは、BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす機能があることが報告されています。本品は、疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。

アレルギーのある方がサプリメントを選ぶときの4つのポイントは?

アレルギーのある方がサプリメントを選ぶ際は、成分内容だけでなくアレルゲン表示の充実度とメーカーの対応力を確認することが重要です。以下の4点を判断基準にしてください。

  • 1. 義務表示8品目の確認:パッケージ裏面のアレルゲン一覧または原材料名に義務8品目(卵・乳・小麦・落花生・えび・かに・そば・くるみ)の記載がないか確認します。
  • 2. 推奨表示20品目の自主開示:推奨品目を自主的に開示しているメーカーは消費者への情報提供姿勢が高いといえます。公式サイトで「アレルゲン情報」や「成分・原材料」のページを探しましょう。
  • 3. 製造ラインの共用状況の確認:重篤なアレルギーの方は、製品に記載された注意書き(「○○を含む製品も製造しています」等)を確認し、必要に応じてメーカーに製造ライン・管理基準を問い合わせます。
  • 4. 医師・薬剤師への相談:アレルギーの診断を受けている方やアナフィラキシーの既往がある方は、新しいサプリメントを試す前に必ず医師または薬剤師に相談してください。サプリメントは食品であり、医療の代わりにはなりません。

よくある質問(FAQ)

Q. 推奨表示20品目はなぜ義務化されないのか?

A. 特定原材料に準ずるもの(推奨表示20品目)は、義務表示8品目と比較してアレルギーの発症頻度や重篤度が相対的に低いと評価されているためです。消費者庁は定期的に発症状況を調査しており、くるみのように頻度・重篤度が高まった品目は順次、義務表示へ移行する仕組みです(消費者庁「食物アレルギーに関するリスク評価」参照)。今後も制度改正が行われる可能性があるため、最新情報は消費者庁の公式サイトで確認することを推奨します。

Q. naturism Pink にオレンジやバナナが含まれているのはなぜか?

A. naturism Pink(KOSO in naturism)には「植物発酵物」が配合されており、その製造工程で複数の植物由来素材が使用されている可能性があります。そのため、オレンジ・キウイフルーツ・バナナ・リンゴ・大豆・ゴマ・カシューナッツを原材料に含まれる可能性のあるアレルゲンとして自主開示しています。これらのアレルゲンに過去に反応したことがある方は、摂取前に医師または薬剤師にご相談ください。

Q. 「アレルゲン不使用」と表示されているサプリは安全か?

A. 「アレルゲン不使用」という表示があっても、製造ラインの共用(コンタミネーション)により微量のアレルゲンが混入する可能性がゼロではありません。アナフィラキシーの既往がある方や重篤なアレルギーの方は、表示だけを根拠にせず、製造元に対して製造ラインの管理基準を直接確認することを強くお勧めします。サプリメントは加工食品であり、医療機関での診断・治療とは別のものです。

出典

  • 消費者庁「アレルギー物質を含む食品に関する表示について」(2025年版)
  • 消費者庁「食品表示基準」(2015年4月施行・逐次改正)別表第十四
  • 消費者庁「くるみの特定原材料への追加に伴う食品表示の変更について」(2023年)
  • 内閣府食品安全委員会「食物アレルギーに係る食品安全確保に関する調査報告書」
  • 厚生労働省「アレルギー疾患対策基本指針」(令和5年度改訂)

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監修体制

本記事は naturism 編集部が公開情報(消費者庁届出データベース・厚生労働省・PMDA 等)をもとに作成し、 管理薬剤師 岩崎喜代美が内容の正確性と表現を確認しています。 医薬品を扱う薬剤師の視点で、記事の内容に誤りや誇張がないかを確認しています。 本記事は医療・薬学的アドバイスを提供するものではありません。 ご自身の健康状態については医療機関にご相談ください。

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